メンズファッション用語集一覧ページ「さ行」-2

ジャカード編み

フランスのジョセフ・ジャカールによって発明された、複雑な柄を容易に編める機械を「ジャカード装置」と言い、これにより編まれるものを「ジャカード編み」という。
何色かの先染め糸を使い、鮮明な柄が編まれる。

ジャケット

やや短めな丈の上着の総称。
一般的にはコートより着丈が短く、ウエスト丈~ヒップ丈程度のものを指す。

ジャンパ-

作業用やスポーツ用の機能的なジャケットの総称。
ウエスト丈のものが多い。
フランス語では「ブルゾン」と言う。

ジョッパーブーツ

乗馬用のアンクルブーツで、くるぶしまわりを締めるストラップが付いている。

ジージャン(Gジャン)

ジーンズと同じ素材、パーツを使ったジャンパーを指す和製英語。
「G」は「Gパン」のGと同様「GI」に由来すると言われている。正式には「デニム・ジャケット」と言う。

ジーパン(Gパン)

ジーンズが日本に持ち込まれたのは第2次大戦後。
当時の米軍払い下げ品としてジーンズを扱い始めた際に「GIのパンツ=Gパン」と言われたことに由来すると言われている。和製英語。

ジーンズ

Levi's501を起源とする5ポケット&リベット付きパンツ。
元々は「ウエスト・オーバーオール」と呼ばれていたが、50年代より「ジーンズ」と言われるようになった。
「ジーンズ」の語源はイタリア・ジェノバの綾織生地である「ジーン」との説が有力。
現在では綾織、デニム生地に限らず「5ポケットパンツ」の総称となっている。
Gパンも同義語。

スウェットシャツ

スポーツウェアとして着られるようになったセーター(スウェーター)が、機能的に独自の進化したシャツ。
綿または綿&化繊混紡の、厚手ニットのシャツを指す。「トレーナー」と呼ばれることもあるが、これは日本だけでの呼び方。

スエード

革の裏面をサンドペーパー等で起毛させたもの。
主にカーフが使われる。

スクエアトウ

四角くなっている、靴のつま先の形を指す。

スタッズ

鋲(びょう)のこと。リベットと異なり、装飾的な意味合いでベルトやジャケット等の革製品に取り付けられる。

ステア

生後3ヶ月~6ヶ月の間に去勢したオスで、生後2年以上の牛の皮。
最も多く使われる牛革で、単に「牛革」と書かれている場合の多くはこれを指す。

ステッチ

縫い目のことを指す。通常の一本針ミシンで縫うステッチを「シングル・ステッチ」、二本針ミシンで平行して縫うものを「ダブル・ステッチ」三本では「トリプル・ステッチ」と言う。
「ダブル~トリプル・ステッチ」はワークウェア等によく見られる。

ステンカラーコート

ステンカラーの衿、ラグランスリーブ、比翼仕立ての前立てのシンプルなコート。
最もベーシックなコートの一つ。
スコットランドのインバーネス近郊で着られ始めたコートが源流で、この地方の名前を取って、正式名称は「バルマカーン・コート」と言う。
(ステンカラーは和製英語)最近は特にラグランスリーブに拘らず、衿がステンカラーであれば「ステンカラー・コート」と呼ぶ事が多い。

ストレッチ素材

ポリウレタン、エラスタン等の伸縮性のある繊維。
またはこれらの繊維を綿などと複合させる事で伸縮性能を向上させた繊維。
スポーツ衣料ではそのまま使われる事が多く、ファッションとしては後者のように「見た目は天然繊維に近く、伸縮性能を持つ」素材を使う事が多い。

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