メンズファッション用語集一覧ページ「あ行」-2

アンティーク

フランス語で「古いもの」という意味。主に骨董品や年代物の品を指す。
ファッションでは、わざと「古いモノ」のように見せる為の「アンティーク加工」等がある。(例:「アンティーク・レザー」使い古したように加工してある革)
また、古い年代の服で希少性があるものなどを「アンティーク・ウェア」「アンティークモノ」と呼ぶこともある。

アーガイル

菱型のチェック模様。
セーターや靴下などのニット製品によく使われる。

アースカラー

「アース」は地球の意味。
アースカラーとは、自然界に見られるようなややくすんだ色あいのこと。ベージュ、カーキ、オリーブ等といった色が代表的。

アームホール

「袖ぐり」のことで、身頃にある袖を付けるための輪になった部分をさす。
アームホールが小さい服は、袖が通しにくいが脇の下まわりがタイトになり、シルエットはシャープに見える。反対に大きすぎると袖が太くなり、ゆったりしたシルエットとなる。

イタリアンカラー

シャツの襟の種類のひとつ。別名「ワンピースカラー」。
前身頃から衿にかけて一枚布で繋がっている衿のこと。衿腰が無い。
ニットウェアのカラーとしてイタリアのリゾート地で流行したのがきっかけ。
後にドレスシャツにも使われるようになった。
形状はワイドカラーが多く、ボタンダウンもある。

インチ

元々英国で使われていたヤード・ポンド法に基づく長さの単位。
ジーンズ等パンツのウエストや股下の長さに使われる事が多い。
ちなみに1インチは約2.54cm。

インディゴ

「印度藍」とも言う、藍(あい)の色素成分。ファッション関係では染料の色を指す。
藍から作る独特の濃い青を「インディゴ・ブルー」と言い、デニム生地の経糸の染料として使われる。
日本でも古来から「建染め」」いう方法で藍=インディゴ・ブルーを使っていた。

インナー

インナー・ウェアの略称。 「内側に着る」服のことで、主にシャツやニットウェアを指す。反意語は「アウター」
※肌着は「インナー」では無く「アンダー・ウェア」

イン・シーム

「外側の縫い目」を指す「アウト・シーム」に対し、内側の縫い目を「イン・シーム」と言う。パンツの脚部股側の縫い目を指す。
パンツのレングス(股下寸法)を図ったり、裾上げをする際には、このイン・シーム部分の寸法で測定するのが一般的。

イージーオーダー

いくつかの決まったパターン、カッティングを元に、サイズの微調整、ディティールの追加、素材の選定などを顧客が指示して服を作る事をさす。
主にスーツやドレスシャツの仕立てで使われることが多い。既製服と注文服の中間的存在。

ウィングチップ

靴の甲にある、翼(ウィング)を模したWの縫い目飾りのこと。
このディティールを持つ靴を「ウィングチップ・シューズ」と言う。

ウィンドブレーカー

スポーツ用の防風、防寒を目的としたジャンパーを指す。
裾と袖口にシャーリング加工がされている。
風や弱い雨を防ぐ為に、ナイロン等化繊素材のものが多く、着心地は軽い。

ウインドウペーン

縦横共に細いラインで構成された、単純で大柄なチェック柄。
各々の格子が「窓」のように見える為、「ウインドウペーン」と言う。

ウェスタン

「ウェスタン(western)」は、「アメリカ西部」のこと。
洋服関連では、西部のカウボーイが身に付けていた服や小物などを指す。
(例:ウェスタンジャケット、ウェスタンシャツ、ウェスタンブーツ)
実際には本当の西部開拓時代の人が着ていたものでは無く、その後の「デュード・ランチ」ブームによって生まれた「ウェスタン風」ファッションがほとんど。

ウエストバンド

パンツのウエストにある帯の事で、ベルト通しやサスペンダーボタンなどが付けられる。

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